メルセデスベンツ SLK(R170)バリオルーフポンプを分解してみた!

 

SLKのバリオルーフ修理は当社でも多く依頼を頂いております。

(作業できるスタッフと、日時が限定されているので調整頂いております)

 

過去の記事主を見て頂くと、主にはトップロックシリンダーの交換ですが、

今回、バリオルーフの駆動シリンダーからのオイル漏れでご入庫いただきました。

 

今回、駆動シリンダーを左右交換しましたが、交換後にバリオルーフの作動がうまくいかず、

初めてバリオルーフのポンプの故障又はゴミが詰まった???

とにかく、今まで何台も修理しましたが初めてだったので、オーナー様承諾の元に

ポンプの分解清掃を試みました。 

結果から言うと、直接的な原因もなく、分解して組み上げたらバリオルーフは普通に動いちゃったのですが、

このポンプの構造上、ゴミが入る事は皆無で、本当によくできていました。


このポンプはSLK(R170)いがいにもR171や、他車にも使っている様ですね。

オイルタンクにはしっかりフィルターもあるし、構造もシンプルでありながら

最低限のソレノイドバルブでINとOUTを切り替えていて素晴らしいポンプでした。

 

バリオルーフって新車から何回くらい開け閉めするか分かりませんが、

車両本体の耐用年数以上に機械的には絶対壊れないと思います。 

※筆者は、昔、サスペンション関係のエンジニア経験があるので油圧にはうるさい?(笑)

 

とにかく、無事に納車できまして良かった良かった。