JAGUAR XKR ジャガー(X100)ABSコントロールユニットの修理
ABSコントロールユニットの故障はもはや輸入車の定番故障になってますね。
今回修理したユニットは ATE MK20 です。
ABSコントロールユニットを外す際に厄介なのはブレーキのパイピングを
外さないと脱着が出来ない車体と、そうではない車体ではずいぶんと工程が違ってきます。
1997年のXKRは、前者。つまり、ブレーキのパイピング外してABSユニットごと外して
それからコントロールユニットだけ分離する必要がありました。
近年の自動車は、電磁式のサイドブレーキをはじめ、自動ブレーキ制御の関係で
診断機がないとブレーキフルード、ブレーキパッドの交換もできないので、
ABSユニットの脱着そのものは大したことないのですが、長年整備業をしていても
滅多に外す事がない部分なのでエア抜きがとても心配でしたが、案ずるより横山やすし、
いえ、案ずるより産むが易し。普通のエア抜き方法で問題ありませんでした。
警告灯が点いていると車検にも影響がありますので、ぜひご相談ください。