【その後】VW ゴルフ(1K型)スロットルボディーのトラブル
VW ゴルフ(1K型)スロットルボディーのトラブル
では、スロットルボディーの基盤内に混入したオイルを掃除して一旦納車
しましたが、やはり改善には至らず、スロットルボディー交換になりました。
(前回頂いた脱着清掃の代金は差し引かせて頂いております)
しかし、今回のトラブルで気になる事案が発生しました。
スロットルボディーを外すと、インテークマニホールド内に紙コップ1/3の量にもなる
オイルが溜まっていたのです。
インテークマニホールドはスロットル(アクセルを踏むと)と大気を吸い込み
エアクリーナ通過して綺麗な空気としてエンジンに吸入する部分です。
ターボの場合は若干通り道が違いますが、インテークマニホールドは空気の通り道
なので基本的にはオイルが入る事はありません。ただ、ゼロではない。
構造上、エンジン本体内で発生した内部の圧力を大気開放せずにもう一度
燃やす(インテークマニホールドに戻す)構造になって循環させています。
これをブローバイガスと言います。
ブローバイガスにはエンジン内で気化したオイルが混ざるため、
スロットルボディーやインテークマニホールドなどに多少は、本当に微小
付着する程度のオイルが見られる場合がありますが、うっすら程度なので
ほとんど問題ありません。
しかし、これだけのオイル混入となると、エンジン内のオイルをブローバイホースが
ストローの様に吸い上げているような感じですよね。
ブローバイホースに取り付けられたワンウェイバルブも大丈夫ですし、
一体なぜこんなにオイルが混入しているのか不思議でなりません。。。。
これを止めない限りまたスロットルボディーが割れちゃいますからね><
次回、点検でご入庫いただいた時にチェックしてみようと思います。