安心して入庫して頂けるように作業写真でご案内します!
最近、大手のビッ〇モーターさんが陰でお客様の車をパンクさせ、保険で直して保険金をだまし取るという
ニュースが流れました。他にも整備業界の信頼を揺るがす許せない行為が次々と暴露されております。
小さい当社が大手の事をとやかく言う事は出来ませんが、私たちが提供しているサービスは
難しい用語、単語が多く、技術的な説明も伝えるのが難しいです。
見た目で交換が必要かどうかの判断が出来ない場合もあり、ユーザー様にとっては判断が
難しいため、『車屋さんが言うんだから間違いないだろう』と承諾いただいています。
ですが、それを逆手にとって
交換が不要なのに交換が必要だと言って過剰な交換を行ったり、壊れてもいないのに高額な修理見積を出して
新しい車に乗り換えを進めるといった信じられないお店がまだまだ存在しています。(一部ディーラーも確認)
大手は運営経費が掛かるため、どうしても利益が優先されエスカレートしてしまい本質を見失ってしまいます。
自動車はメンテナンスフリーではないため、必ずディーラーや整備工場を利用しなければなりません。
『分かりにくい分野だからこそ分かりやすくクリーンな業界』にしなければならないのに
それを利用してお客様の信頼を失っては元も子もない。
当社の様な小さい会社は『信頼こそ全て』
皆さまがご入庫されている工場さんではどの様な手順で作業されているか詳細まで分かりませんが、
原自動車では、過剰整備やクリアーな整備工場としてずっと前から会社のモットーとして取り組んでいます。
当たり前ですが。
ご来店→入庫検査→お見積り→ご承諾→
部品発注→作業→完成検査→
テストドライブ→完成のご連絡→
整備説明→ご精算→お車のお渡し
お見積り連絡の段階でお客様の承諾なしに作業は進めませんので作業は一旦ここで中断するのですが、
お客様とやり取りが出来ないと工場も効率が悪いのでお仕事中でも連絡が取れやすい様に
原自動車では、専用LINEアカウントをご案内しております。
下の写真は、車検でご入庫頂いたボルボV60で、オーナーの女性のお客様にお送りした写真です。
エンジン下部オイル漏れ、ドライブシャフトのグリス漏れ、パット残量、そのほか。
車検の上でどうしても交換が必要な部分と消耗品を分けたお見積りと一緒に説明を添えて送信しています。
『写真見ても分からないよー💦』と思われるかもしれませんが、半分は私たちが
嘘偽りなくお車と向き合って整備しているという気持ちも含みます。
ご納得頂けるまでLINEでもお電話でフォローさせて頂き、安心して乗って頂けるように整備します。
ここから備忘録
V60のリヤブレーキにはサーボサイドブレーキが装備されていて、リヤブレーキパッドの交換は
専用コンピューターを接続して交換モードにしてピストンを押し戻し交換するのですが、
今回入庫頂いたV60の場合、交換モードにしてもピストンが戻らず、サーボモーターを外してもびくともしない。
仕方ないので、キャリパーを外して軽くプレスで押したらスッと戻りました。
限界までパッドが減っていたため、ピストンが出過ぎたのかもしれない。
部品が高価なブレーキローターは、研磨という方法で安く済ませる事が可能です。
ただし、厚みには限界があるため、あまりにも摩耗が進んでるとできません。
輸入車の場合、基本的はブレーキパッドとブレーキローターはセットで交換するのですが
ローターが高価なため、パッドのみ交換していると研磨は出来ないくらい摩耗してしまうため
結局は遅かれ早かれ交換することになります。
持ち込みでの交換も出来ますのでメルセデスベンツやBMW、アウディなど
ご相談ください。