クラシックレンジ カップリングファン交換

 

お客様からの電話で『ものすごい異音がした』との事で、まさか。。。と色々と想像めぐらして

ここだったらこうしようとか自分なりに考えていましたが、レッカーが到着し恐る恐るエンジン始動

 

『ガラガラガラ!!!!』

 

『!』

 

エンジンルーム開けるととんでもない事になっていました。↓

カップリングからファンが取れてしまっているようです。

エンジンかけるとこいつが暴れてたんですね。

 なぜこんな状態に?

 

原因は、カップリングとファンを接続しているボルトが飛んで、削れたみたいです。

 

 

新品と比較・・・テニスボールくらいの穴が野球ボールくらいの大きさまで削れてる(汗

 

 

幸い、プーリーや周りにあるA/Cコンプレッサー、ラジエターなどに影響もなく無事に完了。

オーナーさまはクラシック系の車に慣れているだけあって、すぐに止めたのが良かったと思います。

しかし、なぜボルトが飛んだかは不明ですが、今回はこんな事あるんだなと驚きました(汗

交換はとても簡単。快調に作動しております♪

(余談ですが、カップリングとファンを止めるボルトが国内欠品で、あちこち探し回り入手に苦労しました。

なぜ苦労したかというと、英国車なのでミリではなくインチ。ちっちゃいボルトも全てインチ!)

修理代は部品も入れて全部で2.5万円くらいで収まりました。ホッ