定番故障!カイエン,トゥアレグ,Q7 プロペラシャフトセンターベアリングの破損による振動!
【2018/07/01追記】
ここ数日の間に、数件プロペラシャフトセンターベアリング交換の相談を受けました。
結果からお話しすると、最近では新品のプロペラシャフトアッセンブリが
非常に安くなっております。
ベアリング交換に関しては、安価で手に入りますが、リスクとして本来分解してはいけない所を分解するため、
回転バランスの狂いが生じると振動となって表れてきてしまい、それが発生すると結局アッセンブリ交換になります。
しかも工賃も安く、時間もかからないです。アッセンブリ交換をお勧めします。
ポルシェ カイエン(955/957)トゥアレグV6 プロペラシャフト脱着(アッセンブリ交換) 約1時間作業 モデルによってエキゾーストの脱着になります。 |
V6 工賃19,800円 S,GTS,TB 工賃27,500円 |
プロペラシャフトアッセンブリ(社外品) 持ち込不可 | 77,000円 |
作業は要予約・できれば2日ほどのお預かりが助かります(無料代車あり) |
税込みです。 2021/4更新
カイエンV6以外の、4.8Lモデルは、エキゾーストがプロペラシャフトを隠しているため
マフラーの脱着が必要になります。
以上 追記
お久しぶりな更新となってしまいました!(現在2018/01/16)
原自動車は駆け込み寺的な立ち位置なのか分かりませんが
結構な頻度でトラブル入庫やご相談で多くの方にご来店頂いております。
非常に頼っていただいているという事でしょう!
なので忙しい!なので更新がままならない!という言い訳を良い方向に書いてみました(笑)
ポジティブ最高!!!!
では早速、かろうじて撮影しておいた写真を引っ張り出して昨年4月にタイムスリップしてお届けしたいと思います。
さらに写真をたっぷり載せちゃう(文字を書かずに済む!)
と自虐しつつ、
今回は何度も何台もご入庫いただいております ポルシェカイエン(955,957)やトゥアレグの
プロペラシャフトのセンターベアリング交換です。
何台もやるうちにコツをつかんできました。
修理はもちろん、故障の前の予防整備でもおすすめします。
プロペラシャフト脱着(アッセンブリ交換) 2時間作業 | 工賃15,000円 |
プロペラシャフトセンターベアリング交換 1日 | 工賃48,000円 |
センターベアリングリペアパーツ MEYLE製 | 18,000円 |
作業は要予約・できれば2日ほどのお預かりが助かります(無料代車あり) | |
部品の持ち込みは、性能保証が出来かねるためお受けしておりません。 |
価格は税別です。
注意)
センターベアリングを過去に交換されていてプロペラシャフトが正常に組まれておらず
ベアリング交換しても振動が消えない事例がありました。
プロペラシャフトは高速で回転する物ですので新車時にはバランス取りされています。
この車両の場合、プロペラシャフトは2分割(前後)になっており、ベアリング交換時に前後を切り離すんですが
分解時と同じ位置に組まず適当に組むとバランスがめちゃくちゃになりブルブルと振動が消えなくなります。
これが分からなくなるとどうにもなりません。。。。プロペラシャフトアッセンブリ交換になります。
このベアリングボールはバラさない方がいい!組む時に苦労しますよー
プロペラシャフトの前後を切り離したところ。
見えているスプラインにマーキングして分解しないと大変な事に・・・