メンテナンス日記

多くの整備入庫の中から一部ご紹介しています。

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いらっしゃった事があるお客様はご存知かと思いますが、当社は店舗の作りが

SUZUKIの看板が大きいため、『スズキの車しか買えない』と勘違いされてしまいます。。。

というのも、この店舗は過去にオートザムや、スズキアリーナ店など運営していた経緯があり、

歴史が色濃く残ってしまった結果、業態の変化に間に合わずこのような形になっているわけです。

 

母体の原自動車株式会社はすでに40年を超えて営業させて頂いておるわけですが、

その中で多くのお客様から色んなメーカーの新車購入を頂戴し、トヨタ、ホンダ、日産、三菱、ダイハツ、

マツダももちろん、レクサスやメルセデスベンツ、BMWなど各社と提携してるので

取り寄せが可能となっております。

 

が、

 

SUZUKIの看板が大きいため、

『スズキの車しか買えない』と勘違いされてしまいます。。。(二度目)

 

これまで納車させて頂いた新車は数えきれませんが、スタッフから

『紹介しないから分からないんですよ!』と言われて写真も撮らずでしたので今後は

色んな車の納車情報をお届けしようと思います。

 

あ、そうそう、ディーラーで購入する場合と、原自動車で買う場合の違いって?

皆さんご不明なところも多いと思いますので簡単な表にしました。

簡単に言うと、『メリット』と、『メリット』があります(笑)

 

表は後ほど!

 

今回のD5。 長くお付き合いくださっている企業様より3月の上旬にご注文頂いて

今日が6月23日ですから、3か月半ほどでお届けとなりました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

インド市場にてジムニーシエラ5ドアがいよいよ販売開始となったようですね。

 

WEB ジムニーシエラ5ドア カタログダウンロード(MARUTI SUZUKI HPより)

※DL,アクセスは自己責任でお願いします。

 

5ドアの日本導入は未発表なのでいつになるか、そもそも販売するのか分かりません。

 

小さいJEEP Wranglerみたいでかわいいデザイン。

 

1500ccといえども室内は軽自動車なので、左右は狭いんですよね。

リヤドア追加で40㎝ほど伸びるみたいだけど乗り降りはだいぶきつそうです。

さらにリヤシートはフラットにならないみたいなので車中泊もきついかな?

MTで3ドアの実燃費は10~12km/Lだそうです。

3ドアに対し5ドアは重量が+200kg で燃費どうなるか。

高い普通車の税金+燃費悪い+軽自動車ボディーで室内狭い+日本円で250万(インド仕様)

 

正直デザイン以外で奥様の気を引く材料がないけどどうしようか。。。。

 

 

42年前に製造され現存している事が素晴らしい。

 

少し乗らせてもらいましたがやっぱ

オールドベンツ(クラシックベンツ?)はデザイン、材質、風格

全てが別格ですね。もう工芸品。


メルセデスベンツの部品はヤナセ経由、並行輸入と合わせればだいたい入手でき

しばらくはメンテナンスで入庫頂くと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

2007モデルのゴルフ5。型は1KBLP、10万キロ。

車検で入庫頂いたのですが、エンジンチェックランプ点灯しているとの事で

テスターで診断したところ、

P0401 EGRシステム 流量が少ない

とエラーが入っていました。

 

JA11Vジムニーのパイプの記事でも書きましたが基本的には同じ機能を持っていて

コチラはコンピューターで制御されている高級なもの。

煤(すす)カーボンスラッジが通路に蓄積して空気の流れに抵抗が出来て

無理やり動かそうと必死に動いたバルブ機構が壊れたという流れ。

交換しかないのでパパっと交換します。

OEM品での交換で7~8万。

 

ドライブシャフトブーツからもグリス漏れでしたが、数か月前に他社さんで交換

してすぐという事でしたのでグリスを入れ過ぎたのでしょう。

写真を見せ一旦お掃除して様子見でご説明。

 

 

 

 

 

この時期になると増えるエアコンのトラブル。

 

多くはガスが入ってない、少なくてコンプレッサーがONにならないため

エアコンが効かなくなります。

 

『エアコン効かないからガソリンスタンドで入れてもらったけどすぐ効かなくなった』

というパターン、結構いらっしゃいます。

ガス補充して何年か持ちこたえればいいのですが、早いと1日で無くなります。

最近は代替フロンの134aも高くなってきました。

 

はっきり言いますとお金の無駄になる可能性があるのでガススタなどでの補充をする前に

一度相談にいらしてください。

 

このところ年間に数台行っているエバポレーター(室内)からの漏れが多いスズキの軽自動車。

直近でも同じご相談で全部エバポレーターからの漏れ。

ラパン、ワゴンR、アルトなど、他もありそうです。

 

写真見てもらえれば解ると思いますが交換も結構大変なので

中古車、譲り受けた車、ジモティーなどの個人売買、などで売ってる軽自動車は

気を付けてチェックしないとなりません。 

 


最悪のパターンは、冷媒ガスと一緒に封入されているコンプレッサーオイルも

抜けてしまうと削れてしまった内部パーツの鉄粉がコンプレッサー本体や、コンデンサー、ホースに

循環してしまい全て交換する必要があります。 

 

エバポレーターだけで済めば5万程度ですが、最悪のケースだと、エバポレーターに加えて

コンプレッサー、コンデンサー、ホースなど

リビルト品駆使してカツカツにコスト切っても両方で15万ちかい高額修理となります。

 

ジャパネットで家のエアコン3台買い換えられる金額ですよ。

 

ではどうやって最悪の事態を防げばいいのでしょうか?

方法は2つ。

 

一つめは、冬もエアコンシステムを動かす。

二つめは、しっかり点検でご入庫頂く。

 

特に12ヶ月点検。

で1年毎のチェックでこういう部分もちゃんと見る事で予防が出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤ交換のご依頼でご入庫いただきました。

 

R34。 GTR。 うーん懐かしい。

 

何を隠そうこれを書いている私は昔レーシングカーのエンジンをメンテナンスするガレージにおりまして、

懐かしついでに自慢をしようと思います。

 

富士スピードウェイの言えば大御神レース村。 

村長の近藤進治社長が運営している『近藤レーシングガレージ』

FUJIで開催されたF1の事などこちらのHPには数々の伝説が書かれています。

 

私が在籍していた時は、

三菱のワンメイクレース ミラージュカップ(CJ4A)のエンジン10チームくらい

N1耐久レース選手権(スーパー耐久レース)2チーム、日産プリンス千葉(エクセル)、日産アルティア(プローバ)

この時はまだR33GTRですね。当時、私もメカニックで参加した十勝24時間の懐かしい動画もあったので貼ります。

動画 

1996年ですからもう27年前になるんですね。どこかに自分が写ってるんじゃないかと探しましたが発見できず。

 

スリックタイヤの進化と、タービンの変更などR32からR33への性能アップの恩恵でラップタイムも飛躍的に短縮されましたが

基本構造がR32と変わっていない当時のRB26DETTは横Gに対応できず悲鳴を上げていました。

コーナリングの横Gでエンジン内のオイルが偏ってしまい、オイルストレーナーがエアーを吸ってしまい

メタルが一瞬で焼き付いてドカン。繰り返し繰り返し何機も壊れリタイヤするGTR。

練習、予選、決勝、各チーム壊れに壊れて仕方なく各チーム

ブーストを下げて(パワーを)エンジンを壊さない様に走らせるのが

精一杯で、クラス2のランエボに追い回される始末。

 

我慢の戦いが続いていたのですがある部品の開発成功がゲームチェンジャーとなり、

いよいよGTRが真の性能を発揮することになったのです。

 

ストレーナーとは、エンジンオイルを吸い込んでエンジン全体にオイルを供給する

ストローみたいな役割をしています。

 

通常、オイルストレーナーの吸い口の位置は固定されています。

吸い口は基本的に循環するオイルに浸かっているのでエアーを吸い込むことはありませんが

レースではコーナリングで強い横Gが発生するため遠心力でオイルが偏ってしまいます。

ストレーナー吸い口位置は固定されていますから、本来浸かっているはずの吸い口が露出し、

空気を吸い込んでしまい、クランクシャフトやコンロッドが潤滑されず一瞬で焼き付き

エンジンが壊れてしまいます。

 

実はRB26もR32時代からノーマルエンジンでもこの横G対策が施されていて、

ストレーナーの吸い口を囲うバッフルと、オイルパンにはリブが作られているのですが

実はこれが仇となってしまい横Gで偏ったオイルが吸い口に戻りにくくなりさらに事態を悪化させていたのです。

 

NISMOもこの事態には頭を悩ませていて、各社必死に対策するもなかなか良い方法が見つからない中

ある日なにかを思いついた近藤社長が 

『おーいH君、これ、えーっと、これがこうかなってこんな感じの試作作ってみて』

手書きで書かれたイラストでした。 

 

コーナリングGで偏るエンジン内のオイルを追いかける仕組みです。

私はオイルパンとにらめっこして吸い口をオイルパンの底から3㎜高さに設定し

隙間を隅から隅まで届く回転直径を割り出しました。

その中心にストレーナーの回転センターを持ってくるようにオイルポンプとパイプで接続。

ストレーナーの回転はベアリング。ベアリングが入るケースを作ってやかんの様な吸い口を

取り付けました。

 

オイルパンを右に傾けると吸い口が右にぐるっと移動。

オイルパンを左に傾けると吸い口が右にぐるっと移動。

 

最初はエンジンの傾きになかなかうまく追従せず、頭にボルトを取り付けて重しにして調整。

※ボルトは振動で落ちる可能性があるため、最終的には真鍮を溶かして錘にした。

 

何か月かかったか忘れましたが完成したのが回転式のオイルストレーナー。

 

 

 

不格好ですが歴史を変えたと言っても過言ではない?!回転式のオイルストレーナー。

 

右から2番目、25歳の僕です。

 

懐かしいな! 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジムニーって改造してなんぼみたいなところがありますが 知らず知らず保安基準からはみ出してしまい、

いざ車検の時になって 困ってしまうケースが多いですね。

 

当社もたくさんのジムニーが入ってきてくれるお陰で経験も増え、幅広く対応できるようになりました。

 

さて

今回、恥を忍んで書きたいと思います。

先日ご入庫のJA11V(F6Aエンジン)で、EGRパイプを外してメクラに変更していた改造に

気が付かず検査で落ちてしまいました。

クラックが入っていたのでマニホールドを交換していたのにメクラ気が付かなくて

とってもお恥ずかしい話なのですが、

EGR(排気ガス循環装置)は搭載が義務付けられているので当然と言えば当然。

エンジンも仕様が多々あり、メクラが最初からの仕様かとメカニックも気が付かなかったようです。

 
注)当時はEGR(排気ガス循環装置)を排除するとレスポンスが良くなるという改造が流行っていた。

 

急遽部品手配するも廃盤で、やっと中古を見つけて対応し、合格したのですが、

今回の事で色々と調べていて分かったことも多く勉強になりました。

 

ちょっと話を戻すと、このJA11は入庫の時にエキゾーストマニホールドにクラックが見つかっていて

交換したのですが、どうやらこのクラックとEGRパイプが関連しているかもしれません。

 

EGRパイプの役目として『排気ガスの再燃焼』がメインですがどうやら冷却にも一役買っているそうで

パイプを外してしまうとエキゾーストマニホールドの熱が高くなりクラックが入るという事です。

受け売りなので確証はありませんが、ネット上の書き込みを集約するとかなり信憑性があったので

今回日記にしました。

 

という事で、カスタムジムニーの取り扱いもぜひ当社にお任せください。

参考になれば幸いです。

 

 

最近、大手のビッ〇モーターさんが陰でお客様の車をパンクさせ、保険で直して保険金をだまし取るという

ニュースが流れました。他にも整備業界の信頼を揺るがす許せない行為が次々と暴露されております。

 

小さい当社が大手の事をとやかく言う事は出来ませんが、私たちが提供しているサービスは

難しい用語、単語が多く、技術的な説明も伝えるのが難しいです。

見た目で交換が必要かどうかの判断が出来ない場合もあり、ユーザー様にとっては判断が

難しいため、『車屋さんが言うんだから間違いないだろう』と承諾いただいています。

ですが、それを逆手にとって

交換が不要なのに交換が必要だと言って過剰な交換を行ったり、壊れてもいないのに高額な修理見積を出して

新しい車に乗り換えを進めるといった信じられないお店がまだまだ存在しています。(一部ディーラーも確認)

大手は運営経費が掛かるため、どうしても利益が優先されエスカレートしてしまい本質を見失ってしまいます。 

 

自動車はメンテナンスフリーではないため、必ずディーラーや整備工場を利用しなければなりません。

 

『分かりにくい分野だからこそ分かりやすくクリーンな業界』にしなければならないのに

それを利用してお客様の信頼を失っては元も子もない。

 

 

  当社の様な小さい会社は『信頼こそ全て』

 

 

皆さまがご入庫されている工場さんではどの様な手順で作業されているか詳細まで分かりませんが、

原自動車では、過剰整備やクリアーな整備工場としてずっと前から会社のモットーとして取り組んでいます。

当たり前ですが。

 

ご来店→入庫検査→お見積り→ご承諾→

部品発注→作業→完成検査→

テストドライブ→完成のご連絡→

整備説明→ご精算→お車のお渡し

 

 

お見積り連絡の段階でお客様の承諾なしに作業は進めませんので作業は一旦ここで中断するのですが、

お客様とやり取りが出来ないと工場も効率が悪いのでお仕事中でも連絡が取れやすい様に

原自動車では、専用LINEアカウントをご案内しております。

下の写真は、車検でご入庫頂いたボルボV60で、オーナーの女性のお客様にお送りした写真です。

 

エンジン下部オイル漏れ、ドライブシャフトのグリス漏れ、パット残量、そのほか。

車検の上でどうしても交換が必要な部分と消耗品を分けたお見積りと一緒に説明を添えて送信しています。 

 

『写真見ても分からないよー💦』と思われるかもしれませんが、半分は私たちが

嘘偽りなくお車と向き合って整備しているという気持ちも含みます。

 

ご納得頂けるまでLINEでもお電話でフォローさせて頂き、安心して乗って頂けるように整備します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここから備忘録

 

V60のリヤブレーキにはサーボサイドブレーキが装備されていて、リヤブレーキパッドの交換は

専用コンピューターを接続して交換モードにしてピストンを押し戻し交換するのですが、

今回入庫頂いたV60の場合、交換モードにしてもピストンが戻らず、サーボモーターを外してもびくともしない。

仕方ないので、キャリパーを外して軽くプレスで押したらスッと戻りました。

限界までパッドが減っていたため、ピストンが出過ぎたのかもしれない。

 

部品が高価なブレーキローターは、研磨という方法で安く済ませる事が可能です。

ただし、厚みには限界があるため、あまりにも摩耗が進んでるとできません。 

輸入車の場合、基本的はブレーキパッドとブレーキローターはセットで交換するのですが

ローターが高価なため、パッドのみ交換していると研磨は出来ないくらい摩耗してしまうため

結局は遅かれ早かれ交換することになります。

 

持ち込みでの交換も出来ますのでメルセデスベンツやBMW、アウディなど

ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

トヨタさんのフロントガラス交換多い気がしますが・・・気のせい?

 

出張でのフロントガラス交換、飛び石修理、撥水処理も可能ですし

保険など使う場合も当社におまかせいただければ保険会社との交渉も無料で行います。

自動ブレーキシステムのエイミングもその場で完了。

 

交換は約1~2時間です。

 

 

 

 

電車やバスの交通面が良いとはいえ都内とは違い、まだまだ八王子市は
クルマが無くてはならない地域です。

修理や車検で愛車を預けている間は通勤やお買い物もお困りにならない様に
少しでもお客様の生活に支障が無い様に
当社では、無料で代車をご用意しております。

代車は全部で約15台ほど保有しており、主に軽自動車ではございますが、
いつでもお客様にお貸しできるように清掃、メンテナンスを行っています。


さて、ここから本題に入るのですが、代車を使って頂く条件として

①ガソリン満タンで貸し出しするので満タン返し

②禁煙

③自動車保険加入




の3点をご入庫時にご案内し、了承のサインを頂戴しております。



ただの代車なのに堅苦しいかと思われますが


なぜここまでするのか?


代車は老若男女、様々なお客様が乗りますので、使って頂いた後は

なるべく次の方に気持ちよく使って頂けるように

使った分のガソリンは補充して頂いて、何かあったらお客様の保険で修理いただく事で

当社の負担も軽くなり、禁煙はもちろんダメな理由はお分かりですね。


しかし、残念な事にこのルールを守っていただけないお客様がいらっしゃいます。


タバコです。

今日までの数年間で、個人のお客様 2件、法人様 1件
ここまでお願いしてもタバコを我慢できない方がいらっしゃいました。

これを書いている私もかつて喫煙しておりましたがタバコとの縁を切ってから数年
車内で嗅ぐタバコの匂いがこんなにも不快だとは知りませんでした。

愛煙家にはとても心地の良い匂いだという事も当然理解出来ますし、
移動中に吸いたくなる気持ちは1000%くらい分かります。


でも、ルールはルールです。
代車は自分の車ではありません。


代車を使う方の中にはニコチンアレルギーの方がいるかもしれませんし
妊婦の方や赤ちゃんが乗る可能性だってあります。
そうでなくても副流煙も身体には良くないのです。

タバコの匂いはプラスチック部品の表面から裏側、カーペット、エアコンのシステム内
天井からシート、室内のありとあらゆる部分に付着し、何度も何度も
拭いても拭いても取れないですし、ヤニが入り込んだ手の入らない部分は
拭き取りが出来ないのでどうしようもありません。


かといってその都度車を捨ててしまうわけにもいきませんから、完璧に匂いが
取れないと分かっていても通常なら外さない部分も分解して掃除し、
カーペットや内装も外して、高圧洗浄して何日もかけて掃除しなければなりません。
1週間かけて掃除しても、例え100本消臭剤を使ってそれでも
一度でもタバコを吸ってしまうと、もう二度と元の室内臭には戻らないのです。

その間、代車はお貸しすることも出来ませんので
次のお客様のスケジュールも変更せざる得ません。
レンタカー会社でしたら損害賠償請求されてもおかしくないですね。
当社ではタバコを吸った場合33,000円のクリーニング代を請求しますと
説明と明記しておりますが、現実的にこの金額では足りません。


吸うのを我慢するだけです。
こんな簡単なルールすらお守りいただけないお客様がいる。
とても残念でなりません。


お貸しする時にしっかり説明して『分かりました!』と気持ちよく
送り出させて頂いても帰ってきた代車がタバコ臭いと裏切られた気持ちです。


私たちは、お客様に技術やサービスを提供する事の対価として
代金を頂き、企業として成り立っています。

一言に代車を用意していますといっても保管駐車場や税金、車検、整備部品など
の費用がかかっています。


頂く代金と提供するサービスにバランスが取れていないとなりません。
だからこそ、決められたルールの中で最大限をパフォーマンスを
発揮できるように一生懸命頑張っております。

それなのにルールを守れなければ
お客様に提供させて頂いている技術やサービスとのバランスが取れません。

それに、お願いしたルールを守って頂いてるお客様にも失礼ですよね。

私たちはクリーニング代の33,000円が欲しいわけではありません。

失ってしまったお客様との信頼関係は金額では表せません。



本当に残念ですが
当社ではルールをお守りいただけないお客様は今後のご入庫はお断りさせて頂きます。


最後にもう一度、
私も愛煙家でしたので吸いたくなる気持ちわかります。本当に。
でも約束は約束。人として社会人として、決してそんなに難しいルールではないと思います。

よりクリアで満足して頂けるサービスの提供のためご協力をお願いいたします。

 

シートを外して、フロアマット、フロアカーペットをめくってまずは水分(ジュースを除去。

リンサーを駆使して染みこんだジュースを洗い流します。

 

表面だけ乾燥させてもフロア下にはぶ厚い防音材、スポンジがあり、水分を吸い込んでしまうため、

根気よく絞りだし、洗い流して乾燥させます。

 

放っておくとカビが発生しますので慌てずにすぐご相談ください。

 

 

 


ソレノイドバルブのO-リング交換

MY2006 3シリーズ(E90系/N46B20B))の定番オイル漏れ修理でお預かりいたしました。

オイルフィラーキャップからも結構漏れてるクルマ多いですよね。

他はエキセントリックシャフトのシール、タペットカバーパッキン、

オイルフィルターブロック、エンジン裏のエアーポンプなどなど。

 

中古買ったらセットで一通り交換したほうがいいと思います。その方がストレスなく

安心ですし、特にこの年代のBMWは。

 

BMW。 MINIもそうだけど定番オイル漏れ多いので注意が必要です。

 

 

 

 

メルセデスベンツEクラス(W211)の燃料漏れ、特に室内にガソリンのにおいが充満するそうで

どうやら燃料ポンプのホースジョイントが怪しいという事でしたのでひとつひとつ確認しながら

分解していきます。

 

 

 

 

↓このホースジョイントにクラックが入っていました。

補修は危険なので交換します。ついでにパッキンも交換。

 

 

 

 

SLK(R170)バリオルーフ。 まだまだ現役で乗られている方もいらっしゃって

このトラブルは皆さんがお困りですね。中古車屋さんからもお問い合わせ頂いたり

同業からの問い合わせはとても嬉しいです。

以前、日産のBe-1の修理を日記に載せたところ全国の日産ディーラーメカさんから方法を聞かれ

高尾さんの天狗のごとく鼻高々に(笑)

さて、4年ほど前に当社にてトップロックシリンダーと、バリオルーフ駆動シリンダーの3か所を 交換して頂いたお客様より、

連絡が入りまして、ヒアリングすると、開閉がおかしくなり、ポンプのリザーブタンクを確認したところ

オイルが全部無くなってしまってたという事でお預かりいたしました。

特に右側は完全に漏れてます。

まずはトランクシリンダーを交換してオイルを入れて作動する確認してみます。

 

バリオルーフが動かなくなる原因の大半は、5か所の油圧シリンダーからのオイル漏れです。

各部に設置されたマイクロスイッチやポンプが故障していたことは今まで1台もありません。

 

システム自体は機械式+マイクロスイッチなのでとても簡単な機構ですから、

1つ1つ確かめれば原因はつかめると思います。

 

部品供給とメカニックの兼ね合いからバリオルーフの修理は停止しておりましたが

繁忙期以外で時間に余裕があればお受けできるかもしれませんのでご連絡ください。

(さらにR171は基本構造は一緒ですが、ポンプの位置がトランクルームから室内に移動しており

作業に時間がかかります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウディA6を車検でお預かりしたのですが、ディーラーにてマフラーサイレンサーの一部に排気漏れの跡が

あるので全部交換(15万)しなければ車検が通りませんと言われたそうで相談にいらっしゃいました。

確認したらマフラージョイント2か所中1か所にほんの少しと、サイレンサーとパイプの根っこに

ちょっとだけすすが付いていました。 リフト上でエンジン掛けて排気漏れがあるかどうか確認しましたが

漏れが確認できなかったため交換は不要と判断しました。ですが実際には排気漏れの痕跡もあったので

念のため補修し車検パス。数千円です。 ディーラーさんとしてはメーカーの看板を背負っている以上

少しの不具合も見逃せないのは分かりますが、不具合をお客様に押し付けるのではなく

ドイツのクラフトマンとしてプライドがあるのなら交換ではなく溶接なりなんなり

見事な補修技術で対応してこそでは?と思いました。

 

 

 

ヤリスクロス(MXPJ10)のフロントガラスに飛び石でクラックが入ってしまい交換となりました。

前にも書きましたが、トヨタ車のガラス交換が結構多いのは気のせい?

飛び石ってホント憎たらしいですよね。。。

当たりどころがない!

今回保険修理で20万コース。自動ブレーキシステムのエイミングも必要ですから工賃も高い。

 

自動車保険の車両に入ってないと実費で20万は痛い、車検もNGですから車両保険は入っておかないと

修理貧乏になりそう。保険で修理する場合に注意しなければならないのが等級です。

以前はフロントガラス交換は等級が変わらなかったため、保険料も変わらずでしたが

今は1等級ダウンです。20万となれば一択ですが、ガラス交換に関わらず板金塗装で

10万前後の修理の場合、条件によっては保険使わない方が良いケースもありますので

免責の有無や等級、条件等加入している保険に確認してください。

 

 

 

 

 

 

先日、お客様よりドライブレコーダー(コムテックZDR037)をお持ち込みで取り付けを依頼受けましたので

取付させて頂いてのですが、

『AMラジオにノイズ(雑音)が入って聞けない』と連絡を受け、早速お預かりしました。

 

明らかにリヤカメラからのノイズが発生原の様で、お客様に切り分けて確かめて頂きましたが

リヤカメラケーブルがルーフ内のアンテナケーブルに近いからノイズを拾ってしまっているのかと

疑いまして、一旦ケーブルを外してアンテナケーブルと離して接続してみましたが変わらず。

リヤガラス上部に取り付けたリヤカメラ本体を外してみると・・・

 

コムテック ZDR037 360°+リヤカメラ

 

 

W204のリヤガラス上部にはフィルムアンテナが埋め込まれていてこの近くにカメラを取り付けてしまったため

AMラジオにノイズが入っていたようです。 

取説にも『アンテナの近くには設置しない事』と書いてあるので、

 

リヤカメラ=リヤガラス上部 という固定観念

それと、ラジオの受信まで気が回ってなかったのでノイズに関する認識も低く

プロと言いながら凡ミスでお恥ずかしい。 

 

 

カメラは下部に移動し解決。

 

大変ご迷惑をおかけしましたが良い勉強になりました。

 

 

メルセデスベンツ SLK R170  R171 

 

バリオルーフの修理をはじめとした定番故障やメンテナンスで

当社で最も入庫している車種に1台ですね。

 

ネット上の情報にもたくさんヒット今更なので簡単に。。

 

カムマグネットセンサーからのオイル漏れ & 対策ハーネス追加

 

EGSカプラーの交換

 

パワステホース

 

社外新品で交換し、コストを抑えました。